そもそもプログラミング言語はなんのためにあるのか

プログラミングを勉強しようと思ったらプログラミング言語には種類がやたらとある。

なんでこんなに種類があるんだろう?そもそもなんでプログラミング言語なんてものが必要なんだろう?

そんな疑問へのアンサー

入門書の定番HelloWorldを丸裸にします(約7分)

オススメのプログラミング言語はコレだ!といった内容の記事や書籍は多いですが、
コンピュータに命令を下すのに、なぜわざわざプログラミング言語なんていうものを覚えなければならないのか?

乱暴な言い方をすると、別にプログラミング言語なんて覚えなくてもプログラムは書けます。

動画ではプログラミング入門書でよくある、画面に「Hello World」と文字を出すプログラムを書いてみましょう。これを実行するとき内部的にどう処理されるかを可視化していますが、それは00010111011101111000101001010…のような途方もない数列です。

この0と1の数列データをバイナリと言います。そしてパソコンは家電製品ですから電気で動いています。バイナリは0が低電圧、1が高電圧(といっても1.35V程度です)の電気信号を表しています。

パソコンの中のCPUという部品は受け取った電気信号のパターンに応じて何を行うか決まっており、これを命令セットと言います。

画面に「Hello World」と出すようにCPUの命令セットに合わせた0と1の数列を書けば、プログラミング言語なんて覚えなくてもいいんだぜ!というわけですが・・・

・・・普通の人間には厳しいですね(笑)

そこで人間でも覚えられるコードを書いて、それをCPUが処理できる0と1のバイナリに変換する。

バイナリ変換を行うための文法に従って記述するのが一般的なプログラミングです。

その文法の取り決めがプログラミング言語というわけです。

そしてプログラミング言語がたくさんある理由は「こんな書き方ができればもっと楽なのに」と考えた人がいて、そこから新しい文法が生み出され、それぞれが定着したからです。

プログラミング言語ごとに設計思想があり、向き不向きがあります。ご自身がやりたいことは何でしょうか?

WEBアプリを作る、スマホアプリを作る、Windowsや業務サーバ上で動くアプリケーションを作る、家電製品や自動車の制御・・・etc

こういった、何を作るのかを明確にすると、例えばWEBアプリ制作ならPHPが向いているらしい、といった風に学ぶべきプログラミング言語が定まってくるわけですね。

よかったら動画も見てやってください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました